ジャケットお直し大作戦

通販で色や素材が気に入ったジャケットを買ったけど、サイズが大きい。これより小さいサイズはない。この場合の選択肢は「返品する」「そのまま着る」などありますが、私は「お直しして着る」を選びました。そして更に「お直しして着る」についても「リフォーム店にお直ししてもらう」と「自分でお直しする」の2つの選択肢がありますが・・・いや、普通はお店に出しますね。でも、なんだか「自分でお直し」にトライしてみたかったので、やっちゃいました。

着丈も袖丈も長いし、身幅も広い。要するにダブダブ。2サイズくらい大きいんですよね。
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それをどれくらい小さくするか。丁度良いサイズのジャケットから型紙を作りました。これが目指す形です。
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ジャケットを解いていきます。身頃から袖を取り外し、身頃も脇の部分を取り外します。
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型紙を当ててみると、問題発生。大きい部分は小さくできますが、小さい部分を大きくできません。たとえば、左側の前身頃の袖ぐりや身幅は型紙からはみ出た部分は切り取ることができます。しかし、右側のパーツ。身頃の脇の部分ですが、カーブの角度が違うので、型紙の形にするには構造的に不可能。だから「お直し」には限度があるんですよね。自分でやってみて痛感しました。
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後ろ身頃、背中の部分も小さくします。こちらは袖ぐりを小さくした以外は、修正する必要なし。前身頃が大きすぎたわけです。つまり、このジャケットはお腹が出ている人向きのデザインだったというわけです。
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袖丈も短くしたのですが、袖口のボタンが凝ったデザインだったので、それを残すために袖の肩の部分を切り取って短くしました。その袖を身頃に縫い付けるのが一番大変な作業。変なシワができたり、ブサイクな形になったり。何度も縫っては解きを繰り返してようやく完成したのがこちら。
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ウェスト辺りはスッキリして体に沿っているのですが、問題は肩と胸。小さくはなったものの、やはり「お直し」には限界があり、体に沿っているとは言えない仕上がりです。でも、自分で縫ってみるとそういうことが理解できて楽しいですね。
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コート作り お直し編

2年前に作成したコート。2年前の冬は使っていたのですが、ちょっと肩や胸周りがキツイなと思い、去年は活躍せず。そしてこの夏、表地2種類も裏地も残っていたので「よし、お直しをしよう」と思い立ち、肩や胸周りをゆったりと作り直しました。

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もともと、普通のウールコートの型紙を中綿入りのコートにアレンジしたので窮屈になるのは当たり前。でも、それを見越して少し大きめに作ったのですが、それでも足りなかったようです。

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ということで、まず脇に約5cmのパネルを入れました。ポケットを避けながらギリギリのところを切り、細長いパーツをはめ込み縫い合わせます。袖もその分ほど広げ、穴を埋めるように三角のパーツを入れます。

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次に、1枚モノだった前身頃を2つのパーツ(胸と胴)に分けました。そして、赤く囲んだ胸パーツを新たに作り(元のサイズより左右に広げた形にして)、袖も赤く囲んだ部分だけを少し大きめの幅に作り直しました。生地が足りてよかった。

更に、今回は襟とベルトに芯を入れました。綿を入れようかとも思ったのですが、押し入れに余ったフリースがあったので、それを芯にして縫い直し。柔らかいうえにしっかりとするので表地にも張りが出てきます。

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十分な余裕ができ、窮屈さは全くありません。ジャケットの上から着ても大丈夫。流行を追うわけではないのですが、少しビッグシルエットになりました。背が低くて痩せてる私には大きなシルエットは似合わないのですが、ベルトをキュッと締めて襟を立てると少しは緩和されます。

きちんと感

今の職場はスーツ着用ではなく私服です。去年まではニットを着てもその下にはシャツを着ていました。肩が凝っても「きちんと感」を出すために。でも、その最大の悩みである肩凝りを減らすために、今年はシャツを着るのをやめることにしました。

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しかし「保温下着+ニット」だけだと首元に「きちんと感」が無いのが問題。「白い付け襟を付けよう」と思い立ち、ネット通販で「メンズ 付け襟」と検索するも3,000円以上かかります。そこで路線変更、スカーフを首に巻くことにしました。

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スカーフ用の16匁の白いシルク生地を買い、縁を縫ってまずは白いスカーフの完成。そのままで巻くと儀式か制服かのように見えるので、これをポケットチーフを染めた方法で墨染めにしてシルバーグレーのスカーフにします。

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今回は、前回より少し墨の濃度を上げて、染める時間も5分から10分に伸ばしてみました。そしたら、思ったよりもグレーが濃くなり、シルバーグレーどころかミディアムグレーに。あわてて水洗いするも色が変わらないので、急遽、漂白剤に浸けて色を落としました。おかげで色は理想のシルバーグレーになりましたが、「染め+漂白」なので生地にコシが無くなったのかも。最初の写真みたいに立ち上がらず「フニャリ」としています。髪の毛を染めて脱色した時のようにタンパク質が傷んだのでしょう。でも、柔らかくなって巻きやすくなったという副作用もあるので、良しとします。

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どの色のニットに巻いても違和感がないシルバーグレーのスカーフ。実は良く見るとスカーフの縁のあたりは「まだら」に染まってマーブル模様のようになってしまったのですが(やはり素人が染めるのだから仕方がない)、首に巻けばその部分は隠れるし、気にしない気にしない。これでシャツの襟が無くとも「きちんと感」があるように見えればいいのですが。

そうだ、ポケットチーフ作ろう(後編)

ということで、白いポケットチーフを墨で染めて水ですすぎ、陰干しした後にアイロンをかけました。結果こうなりました。

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色は私が思い描いたシルバーグレーです。まさしくこの色。バッチリ。ポケットチーフを袋から取り出したときはほぼ黒だったので染まり過ぎたのかと心配しましたが、水ですすぐと色が落ちますね。濃い色に染めたい人は失敗かもしれませんが、薄い色に染めたい私には大成功。濃い色にしたい場合は、何度も染め直すか、墨の濃度を上げるか。

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染めていない白いポケットチーフと比べると、はっきりと色の違いが分かります。

さっそく、ジャケットの胸に刺して比べてみます。

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こちらが白いほう。

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こちらが染めたほう。あれ・・・差が分からない。

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ほら、こうやって一緒に並べると、こんなに違うのに・・・。ま、いいです。私はこの色が欲しかったので。白じゃなくてシルバーグレーのポケットチーフをしているという自己満足(他人からは白に見える)で終わりそうですが、オシャレは自己満足による部分が大いにありますから。再度、大成功。来週末にデビューです。

そうだ、ポケットチーフ作ろう(中編)

ということで、思い立ってポケットチーフを作りました。

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ポケットチーフは2枚作り、1枚は白いままで使う、そしてもう1枚はシルバーグレーにしたい。では、どうやって染めるか。

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シルバーグレーに染める方法を考えていて思いついたのは、墨。墨汁。小学生の頃、習字の墨が白い制服に飛び散って、そのシミが落ちなくて・・・。制服に付いた墨を洗濯するとライトグレーになったんです。だから、光沢のある生地を墨でライトグレーに染めれば、シルバーグレーになるはず。そこで「墨染め」ってないのかなと検索してみると、存在するんですね。これはピッタリ。

本格的に鍋で煮るなんて作業はできないので、簡易版としてジップロックを2重にして漬け込むことにしました。万が一、中の液体がこぼれると大変なことになりますから2重で。

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色止めのための塩(大匙0.5)をぬるま湯300ccに溶かしジップロックに入れます。そこに墨(大匙3)を加えます。思ったより真っ黒な液体になります。まあ、墨ですからね。そこに水に浸したチーフを入れます。ちなみに材料の量はすべてテキトーです。

なんか本当に真っ黒な液体なので、5分で引き揚げました。ライトグレーを通り過ぎると困るので。その後、水でよくすすぎ、そのまま陰干しで乾かします。