『アドバンスト・スタイル』

先日、新聞で紹介されていたので気になって探してみた写真集、『アドバンスト・スタイル』。
いろんな雑誌でも紹介されていたようで、アマゾンでは品切れ中。


その基になったブログを読んでみると、本を買わなくても十分に楽しめます。年配のオシャレさん達がずらりと勢揃い。

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左上から86歳、92歳、80歳、左下98歳、80歳、78歳。どの女性も只者ではない雰囲気。
流行に惑わされず自分のオシャレを楽しむ、まさに「アドバンスト」、上級者です。そしてオシャレだという前に、まず、健康そうです。スゴイ。

日本の年配女性が着る服は「濃いグレー」や「こげ茶」などが多く、お店もそのような品揃え。もちろん、歳を重ねるにしたがって落ち着いた色味を好む傾向になりますが、このままではとても寂しい気がします。惰性で選ぶのではなく、もっとその人に相応しい色を選んで楽しんで欲しいです。

先日、本屋に行くと、年配女性が著者の本が何冊も平積みされていました。柴田トヨさんのような「オーバー100」以外にも、97歳女性の本、94歳女性の本・・・。人生の上級者が活躍する世の中ってステキだと思います。
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省エネルック2013

2012年の夏はこれからですが、早くも2013年春夏メンズのショーがすでにロンドン・ミラノと始まっています。明日からはパリでも始まる模様。

ミラノで行われたエルメネジルド・ゼニアのセカンドライン「Z Zegna」のショー。
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(source)

キターッ!省エネルック!
さすがにセカンドラインなのでフォーマルなスーツではありませんが、オフタイムにピッタリのスーツとジャケット。女性用には半袖スーツや半袖ジャケットって昔から存在するのに、男性用ってほとんど見かけないですよね。暑さを凌ぎ、かつ、品位も保てるジャケット姿。

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(source)

こちらは、数十年前から日本に存在する元祖・省エネルック。日本国首相が2人着用。
10数年前の「カジュアルフライデー」に端を発した昨今の「クールビズ」とは一線を画す年季が入った装い。

海外から原料を取り入れ加工することで発展してきた日本ならではの産物です。


クラッチバッグ その15

クラッチバッグ その15。

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シャネルの2012Pre-fallのコレクションは、インドがテーマ。
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(source)

とても洗練された上品な雰囲気で、インドの雑多で粗い雰囲気は皆無。『パリ―ボンベイ』と題されていますが、かなりパリ寄りです。マハラジャが催した晩餐会のようなゴージャスなステージです。

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(source)

マハラジャ。そんなイメージで作ってみました。


チョコレート色の羽織紐

先月、クローゼットの中の洋服&和服の虫干しをして「ときめかない衣類」とサヨナラをしたタイミングで、羽織紐を作りました。

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元はこういう感じのチョコレート色の梵天風の丸組の羽織紐。(撮り忘れたのでお借りした参考画像です)


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その両端を切り落とし、切り口にボンドをつけて糸がバラバラにならないようにします。

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昔、骨董市で買った直径2cmの「山珊瑚」。真ん中に穴をあけます。

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山珊瑚の左右に羽織紐をそれぞれ取り付け、ボンドを塗った部分に同じような色の糸をグルグルと巻いて出来上がり。

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こんな感じです。

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このチョコレート色の羽織紐は、同じくダークチョコレート色の羽織に取り付けます。この羽織、3~4年前に仕立てたままで未着用。仕付け糸が付いたまま。色的には秋の装い。これで紅葉狩りに行きたいです。

『ツリー・オブ・ライフ』

「映像美」という評価をあらゆるレビューで読んだこの映画。私には初めてのテレンス・マリック作品。
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前半の美しいシーンの連続には圧倒され、呑み込まれ、包み込まれる。自然が創り出した美、人間が創り出した美、さながら『ナショナル・ジオグラフィック』か『世界遺産』を見ているかのよう。次第にその映像が自然かCGか、ミクロかマクロか、現代か古代か分からなくなり、自分が時空間を超えて存在し、そのシーンを目撃しているかのような感覚に襲われる。

後半で主人公一家の歴史が徐々につまびらかになり、父と息子の葛藤、人間の生死、男の子が成長していく過程におけるエピソードが繰り広げられる。それは甘いモノから苦いモノまであり、似たような境遇や経験があれば、より容易に感情移入してしまう。

全編にわたって有名なクラシックの名曲が散りばめられ、全編にわたって人間が発する神への質問が繰り返されていく。それは誰にも答えてもらえない質問のようでもあり、答えは至る所に存在する質問のようでもある。ゴーギャンの『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』という絵を思い出させる。

幻想的な心象風景を織り交ぜながら、主人公が自分の過去と対峙するこの叙情的で神々しい映画はその幕を閉じる。

クラッチバッグ その13と14

クラッチバッグ その13と14。

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ちょっとしたデザインの違いだけなので、2つまとめてご紹介。

たとえば、こういうファンタジーを想像してみてください。
18歳になり社交界デビューを控え、舞踏会に備えてドレスを注文しました。次にどのネックレスを選ぼうかと思った時、グランマがネックレスを貸してくれると言ってくれました。それは、グランマが社交界デビューした時に注文したものなので、ちょっとクラシックなデザイン。石も大きめで若い女性向きではないのですが、シンプルなデザインのドレスに合いそうなので、喜んで借りることにしました。

『サムライダンディー』

今までこのデュオのことを知らなかったのが悔しいです。その名は「レ・ロマネスク」。
パリを拠点に活動している男女2人組。

Wikipediaにはこうあります。
「『Zoun-Doko Bushi(レ・ロマネスクのズンドコ節)』は、『ズンドコ節』のメロディにのせて、ガイジンから見たパリ生活のイヤなところを皮肉ったもので、この曲で『La France a un incroyable talent』に出演し、その動画がフランス国内YouTube再生回数1位になった」とあります。

フランスで「ズンドコ節」を歌うというセンス。激しく心を揺さぶります。もう、堪りません。(『La France a un incroyable talent』というのはフランスのオーディション番組ですね。スーザン・ボイルを発掘したイギリスの『Britain's Got Talent』のフランス版。)その時の衝撃的な動画はこちら

彼らが3月にリリースした新曲が『サムライダンディー』。


京都の永運院でロケしたようです。西洋人ウケが良さそうなビデオ。最後の指をついてお礼をするポーズは、いかにもジャポン。
日本語バージョンはこちら。


もう、昭和歌謡曲好きにはたまらないメロディーライン。一度聴くと、必ず思い出して頭の中を駆け巡るメロディーです。でも歌詞をよく聞くと・・・・これって、ストーカー?


「外国人で唯一、日本の『わび・さび』を理解できるのはフランス人」という話を聞いたことがありますが、この記事にもあるように、他の国よりは、日本文化との相性が良いのかもしれませんね。

M83

ウルトラマンの故郷はM78星雲ですが、今日ご紹介するのはM83星雲。
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(source)


これがM83星雲。

その名を冠したバンドのミュージックビデオがステキだったので2本ほどアップ。
『M83』はロサンゼルスをベースに活動するフランス人アーティストのアンソニー・ゴンザレスが率いるバンド。

まずは去年リリースされた『Midnight City』。

まるで映画『光る眼』と『X-men』が一緒になったような感じです。

そしてその続編として先日リリースされた『Reunion』。


この2曲を含むアルバムのタイトルが『Hurry Up, We’re Dreaming』。なんとも意味深と言うか、暗に啓蒙的というか・・・。ステキなタイトルだと思います。

クラッチバッグ その12

クラッチバッグ、その12。

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ヘビです。
今年の春夏のランバンはかなりヘビに力をいれているようで、広告でもモデルさんがヘビを巻きつけているし、洋服自体もヘビが巻きついているデザインがあります。
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左はランバン2012春夏のショーにて。右は番組出演時のジェニファー・ロペス。

でも、私のイメージソースは白ヘビなんです。目が赤いでしょ。白ヘビ。
電車で40分程度の場所に天然の白ヘビの生息地があり、子供の頃から何度も目にし、わりとポピュラーな存在です。

金魚絵師

金魚絵師 深堀隆介。



一見、立体フィギュアのようにも見えるこの金魚達は、実は樹脂に描かれた平面の「絵画」です。
器の中に樹脂を流し込み、その上にアクリル絵の具で金魚を描く。この技法で繰り返し描くことにより、 絵が互いに重なり合い影が落ち、まるで本当に泳いでいるかのような立体感と躍動感溢れる美しい金魚達が誕生します。(写真も文章もこちらのサイトより)

(クリックすると拡大できます)
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昨年12月にロンドンで開催された個展より。(source)クリックすると拡大できます。

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情熱というか偏愛というか。
でもアートにまで昇華させている時点で天才だと思います。
「生活不必需品」が大好きな私としては、とても興味がある作品です。

ユーロビジョンの美女

先週、アゼルバイジャン共和国の首都バクーで行われた「Eurovision 2012」。ヨーロッパ諸国が参加するソングコンテストです。毎年なんとなく期待しているのは、あまり接することがない欧州諸国の有名な歌手(その国を代表するわけですからね)を知ることができるから。あと、「ユーロビート」の旋律は、アメリカの曲には出せない「憂い」があるんですよね。だから好き。

今年のグランプリを獲得したのはスウェーデンのLoreen。
北欧だからといって明るい金髪に白い肌を予想したら、さにあらず。ストックホルム出身ではあるものの、両親がモロッコ系のベルベル人の血を引いているのでエキゾチックな風貌。彼女が歌う『Euphoria』を聴いた時から、頭を離れません。歌詞もinspiringな内容で、すっかり気に入りました。裸足で歌ってステージに座り込む姿は、梓みちよを髣髴とさせます。


そして、このリミックスもステキ。踊りに行きたい気分になります。


上位にはランクインしなかったものの評判が良いのはフランス代表のAnggun。フランスといってもアジア系な顔。調べてみるとインドネシアのジャカルタ出身で、ロンドンを経て今はフランスで活躍している歌手だそうです。アジア出身で英語もフランス語も話せる美女。大好きなマギーQと重なる部分があります。だから、気になったのか・・・。

こちらはEurovision当日のパフォーマンス。


そしてこちらはこの曲のミュージックビデオ。英語版はこちら

どちらも衣装デザインはジャン=ポール・ゴルティエ。38歳でゴルティエの官能的なデザインを着こなせるスタイル。素晴らしい。