2016年春夏メンズ

ポケットチーフの続きは次回ということで、2016春夏のメンズがロンドン・ミラノ・パリと終了しました。

やはり、膝下まであるコートと幅が太いパンツが目につきます。たとえばこのメゾン・マルジェラのコート。

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身頃もたっぷり、着丈もたっぷり。ここまでたっぷりだとあの時代を思い出します。

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テーマソングが流れてきそうです。横浜の街で大暴れしそうです。


ちなみに、今回も期待を裏切らなかったトム・ブラウン。

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モデルが草履を履いて「なんだかジャパニーズだなあ」と思っていたら、ラストはまさかのゲイシャボーイ。


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すでに日本には存在しています。

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そうだ、ポケットチーフ作ろう(中編)

ということで、思い立ってポケットチーフを作りました。

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ポケットチーフは2枚作り、1枚は白いままで使う、そしてもう1枚はシルバーグレーにしたい。では、どうやって染めるか。

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シルバーグレーに染める方法を考えていて思いついたのは、墨。墨汁。小学生の頃、習字の墨が白い制服に飛び散って、そのシミが落ちなくて・・・。制服に付いた墨を洗濯するとライトグレーになったんです。だから、光沢のある生地を墨でライトグレーに染めれば、シルバーグレーになるはず。そこで「墨染め」ってないのかなと検索してみると、存在するんですね。これはピッタリ。

本格的に鍋で煮るなんて作業はできないので、簡易版としてジップロックを2重にして漬け込むことにしました。万が一、中の液体がこぼれると大変なことになりますから2重で。

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色止めのための塩(大匙0.5)をぬるま湯300ccに溶かしジップロックに入れます。そこに墨(大匙3)を加えます。思ったより真っ黒な液体になります。まあ、墨ですからね。そこに水に浸したチーフを入れます。ちなみに材料の量はすべてテキトーです。

なんか本当に真っ黒な液体なので、5分で引き揚げました。ライトグレーを通り過ぎると困るので。その後、水でよくすすぎ、そのまま陰干しで乾かします。

そうだ、ポケットチーフ作ろう(前編)

先日、人前に出ることがあり、ジャケットの胸ポケットに白いポケットチーフを入れました。いや実は、白いポケットチーフがなかったので、押し入れの奥から探し出した白いサテン生地を小さく切り、胸に刺したのです。そこでふと「そうだ、ポケットチーフ作ろう」と思い立ちます。

早速、プロジェクト開始。和服の半襟を買うついでに白い正絹の和服の端切れを買いました。価格は数十円。端切れってこんな価格で買えるんですね。全体的に小さな地模様がある生地。そんなに和風っぽくない、どちらかというとテーブルクロスみたいな生地です。

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それを裁断し、2枚のポケットチーフを作ることにしました。サイズは約32cm×約27cm。「だいたい30cm四方」というアバウトなサイズ。いいんです、いい加減で。

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裁った生地の縁を三つ折りにして縫います。たしか、三つ折りで縫う専用のミシンってのがあるんですよね。でもそんなの持って無いから、アイロンでしつけをつけて大雑把に縫います。いいんです、いい加減で。

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ということで、できあがり。1枚目の白いポケットチーフ。

もう1枚はシルバーグレーに染めます。そう、染めたいんです。シルバーグレーに。なぜならシルバーグレーのチーフが欲しいから。

しかし、染色作業なんてしたことがないので色々とネットで検索してみたところ、染料を買ってきて鍋で煮たり、色止めをしたりと思った通り面倒。そこで、ふと「あ、アレはどうかな」と思い立ちます。


『日本の悲劇』

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全編モノクロの映画です。ある1シーンを除いては。
そのモノクロが、重苦しい内容に拍車をかけます。余計に息苦しい。女優も2人ほど出演しますが、2~3シーンだけ。あとはずっと、仲代達矢と北村一輝の二人芝居。濃い二人がぶつかりあいます。映画ではなく、舞台を見ているかのようです。

強情な父親とダメ息子。いや、強情にならざるを得なかった父親と、決してダメではない、強いて言えば運が悪かった息子。これから先、お互い、どう生きていくか。もがきます。まるで着地点が見えない展開。そして、最後は歩み始めます。それぞれの方法で。

ベストな決着なのか。ベターな解決を求めた結果がアレなのか・・・。それでも生きていかねばなりません。人生が続く限り。

観終わって無言になった私でした。


伯母が教えてくれた

DVDを見ている途中で突然に画面が真っ暗になり音も消える。映画を観ている時に突然止まってしまう。「まだ途中なのに」「これから先、どうなるのか観たいのに」。

そういう感情だったのかどうか分かりませんが、突然に伯母が亡くなりまして、てんやわんやでした。物質的にも精神的にも何も準備をしておらず、周りの者はあたふたしましたが、本人はどういう気持ちだったのか。突然に観ている映画が強制終了させられて心残りだったのか、それとも、突然であっても思い残すことはないのか…。

これから先も人生はずっと続くという前提で毎日を過ごしていますが(だからこそ未来の予定を立てるわけですが)、そうではないのだということを改めて痛感しました。

やりたいことはやったほうがいいし、やりたくないことはやらないほうがいい。やりたいことに時間とエネルギーを集中させ、自分の気持ちと行動を意識し、悔いのない日々を過ごそうと思います。伯母がそう教えてくれたのかもしれません。

『Love Me Like You Do』

最近、ヴォーカルの入っていないカラオケバージョンで曲を楽しんでいます。それもオリジナルバージョンで。

今年の2月に封切になった映画『Fifty Shades Of Grey』の主題歌にもなったEllie Goulding の『Love Me Like You Do』。映画の方は私にはイマイチで期待外れな内容でしたが(来年に続編が公開されるとか)、この曲はすっかり好きになりました。それもヴォーカルなしのオリジナルカラオケが。


色で例えるとミッドナイト・ブルーとワイン、手触りで例えるとヴェルヴェット。時間は寒空に星が輝く秋冬の深夜。濃厚な雰囲気。開始3分13秒の一気に駆け上がるストリングスの響き。そして余韻を楽しむような静かなエンディング。

やっぱりこういうドラマティックなのが好きなようです。まあ、ちあきなおみの歌に代表されるように「歌は3分間のドラマ」ですから。

邦楽ならば、『聖母たちのララバイ』や『北ウィング』のオリジナルカラオケバージョンがお勧めです。

コンゴの装飾系男子

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コンゴ共和国の首都ブラザビルに「サプール(Sapeur)」と呼ばれるオシャレな紳士たちがいるそうです。SAPE (Société des Ambianceurs et des Personnes Élégantes/Society of Tastemakers and Elegant People)のメンバーという意味だそうですが、その写真集が日本でも発売されるという記事を読み、初めてその存在を知りました。

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灼熱のアフリカ大陸というイメージからは想像できないエレガントさですが、強い日差しの国独特の濃い色使いが褐色の肌に似合います。長く続いた内戦の後、「戦わない」「平和を求める」というポリシーの下に生まれたというこのムーブメント。さまざまな職業の男性が着飾り集い披露し、そして紳士的な言動を心がけるという方向に進んだのはとても興味深いです。


「サプールをしているときは、日々の問題を忘れられる」と言っている男性もいることから、この活動が決して楽ではない生活を送っている彼らの息抜きであり明日への活力にもなっているのでしょう。


笑っても泣いても人生は続きます。生きていかなければいけません。同じ生きるのであれば、こうやってより心地よく生きた方がいいと思います。

歌のないミュージックビデオ

学生の頃、音楽の授業にて『4分33秒』という曲があることを知りました。4分33秒の間、無音が続くという曲です。無音という音。
映画『プレタポルテ』の中で、あるデザイナーがファッションショーを開催するのですが、ランウェイを歩くモデルたちはすべて裸というシーンがありました。洋服を着るというファッションに対するアンチテーゼ。

そんなことを思い出させてくれたこの動画。『Speechless speech』。

文字通り「スピーチがない」し、「言葉が出ないほど程度が甚だしい」という意味も含んだステキなタイトルです。

この作者の人、歌が無いミュージックビデオ「Musicless Musicvideo」をいくつもアップしています。



斬新です。