ボンド・ガールのお二人

月曜日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた『007スペクター』のプレミアに出席したボンド・ガールのお二人。今までのボンド・ガールの中で一番好きな組み合わせかも。

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リア・セドゥのシルバーとゴールドのスパンコールが輝くドレスはプラダ。ブロンドの髪と白い肌によく合って、物憂げな視線が妖艶な雰囲気を漂わせます。

彼女はプラダの香水の広告にも出ているのでプラダのドレスを着るのでしょうが、プラダのドレスの時には高確率でステキです。2月に行われた英国アカデミー賞の時に着用していたイエローのドレスもプラダ。この時もとってもステキでした。

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若さと共に風格を感じさせます。どちらの写真もイタリアの至宝モニカ・ベルッチと並んでいますが、モニカ・ベルッチのドレスの落ち着いた色が余計にリア・セドゥを引き立てます。モニカの貫録がなせる技です。そして、二人の「決して仲は良くないけど、険悪な空気を出してもしようがないでしょ。仕事だし。」という距離感がさらにワクワクさせます。映画の公開が楽しみです。
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クラッチバッグ その29

クラッチバッグ その29

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以前に作ったこの作品の色違いバージョン。少し毒々しさがあるほうが好きなのでこういうことになります。ゴスロリっぽくも見えますが、もっとアダルトな、強いて言うならボンドガールのような妖しさが表現できればと。

カナリアはカナリア

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実はこの童謡を歌ったことはないのですが、「唄を忘れたカナリアは」というフレーズはその哀しい響きが印象的で忘れられません。

10月19日付けの朝日新聞の「折々のことば」の欄を読み、その歌詞の裏にある西条八十のエピソードを知って余計に哀しい響きが増しました。

「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」とは対極にあると感じるこの歌詞。唄うことを忘れたのは一時的であって、やはり生まれながらのカナリアは唄うことを完全に忘れることはできません。カナリアはカナリア。いつかまた唄うことができる日が来れば、カナリアは見事な唄を披露するのだと思います。

きちんと感

今の職場はスーツ着用ではなく私服です。去年まではニットを着てもその下にはシャツを着ていました。肩が凝っても「きちんと感」を出すために。でも、その最大の悩みである肩凝りを減らすために、今年はシャツを着るのをやめることにしました。

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しかし「保温下着+ニット」だけだと首元に「きちんと感」が無いのが問題。「白い付け襟を付けよう」と思い立ち、ネット通販で「メンズ 付け襟」と検索するも3,000円以上かかります。そこで路線変更、スカーフを首に巻くことにしました。

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スカーフ用の16匁の白いシルク生地を買い、縁を縫ってまずは白いスカーフの完成。そのままで巻くと儀式か制服かのように見えるので、これをポケットチーフを染めた方法で墨染めにしてシルバーグレーのスカーフにします。

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今回は、前回より少し墨の濃度を上げて、染める時間も5分から10分に伸ばしてみました。そしたら、思ったよりもグレーが濃くなり、シルバーグレーどころかミディアムグレーに。あわてて水洗いするも色が変わらないので、急遽、漂白剤に浸けて色を落としました。おかげで色は理想のシルバーグレーになりましたが、「染め+漂白」なので生地にコシが無くなったのかも。最初の写真みたいに立ち上がらず「フニャリ」としています。髪の毛を染めて脱色した時のようにタンパク質が傷んだのでしょう。でも、柔らかくなって巻きやすくなったという副作用もあるので、良しとします。

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どの色のニットに巻いても違和感がないシルバーグレーのスカーフ。実は良く見るとスカーフの縁のあたりは「まだら」に染まってマーブル模様のようになってしまったのですが(やはり素人が染めるのだから仕方がない)、首に巻けばその部分は隠れるし、気にしない気にしない。これでシャツの襟が無くとも「きちんと感」があるように見えればいいのですが。

『百円の恋』

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安藤サクラの攻撃的な眼差しと内に秘めた炎が存分に味わえる映画です。主人公は30を過ぎてこの有様。

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彼女の生活ぶりを如実に表すのが髪の毛。茶色に染めているのですが、髪が伸びて根元の染めていない黒い部分がどんどん多くなる。でも無頓着。

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それが、最後にはこの後ろ姿になります。引き締まって精悍な体つき。

決してシンデレラストーリーでもないし、サクセスストーリーでもない。誰の人生のなかにも何度かある一念発起する瞬間、それが持続する時期を捉えた作品です。

主人公の場合は、おそらく、今までの人生で「成功体験」が無かったのかもしれません。成功体験と言っても大したことではない、目標を達成する喜びやそれに続く欲。彼女はそれをずっと求めていたし、それを持って前に進むということを初めて経験したことがラストシーンで泣きながら叫ぶセリフに現れています。

彼女は、これからも前を向いて生きていくことができる予感がします。

クラッチバッグ その28

クラッチバッグ その28
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前回のクラッチバッグの記事からちょうど3年ぶりになります。気候も良くなって気分が乗って、また作りたいという衝動に駆られ作ってみました。曲線的なこの作品を直線的にしたバージョンです。

3年ぶりなので「あれ、ここどうだっけ?」と手を止めて思い出しながらの作業。相変わらず肩凝りと付き合いながら作ってみました。

2016春夏パリコレクションその2

クラシカルなシャネルスーツは好きなのですが、他のデザインには興味が無いシャネルのショー。
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こういうのが私の好み。

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これらは帽子もバッグも共布で出来ているようです。
そういえば、ココ・シャネルが最初に持った自分のお店は帽子屋さん。確か本人もこういう帽子を被っていたと思います。カンカン帽というか、こういう帽子。日本人女性でこういう帽子が似合うのは京唄子ぐらいでしょうか。

ちなみに「京唄子」と検索するとこの画像が出てきます。

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アンコールワットの観音菩薩だそうです。ワールドワイドです。唇ワイドです。

2016春夏パリコレクション

Olympia Le-Tan(オリンピア ルタンと読むのかな)というブランドのコレクション。とってもジャポネなデザインが満載。
これなんかは分かりやすいのだけど、やっぱり和服に馴染みが無い人にとっては帯締めってリボンみたいに捉えるんですね。前で蝶々に結んで下に垂らして。

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でも、「ザ・キモノ」という記号として捉えれば分かりやすい装いです。色も鳥居のような朱色で。

モチーフもジャポネが満載。
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これは日本の土瓶・鉄瓶&西洋のポットのカワイイ系モチーフのコンビ。これを見て思い出したのが、昔、私が持っていたエルメスのネクタイで、ポットからティーカップに紅茶を注ぐというモチーフ。あれもカワイイ系でした。

こちらは和服女性や西洋人女性の写真などのコラージュ。

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よく見てみると・・・一番下の中央、写真家のアラーキーみたいなサングラスをかけた男性も。

こちらは伝統的なラッキーチャームの詰め合わせ。

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亀甲文様に招き猫、信楽たぬき、一番下はお多福。ひな人形みたいなのもありますが、目出度いかどうかは個人の主観によりますね。

そして、現代のジャポネ、カワイイ系キャラクター。
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あら、これって・・・
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襟元にはあのキャラクターが・・・

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このモデルさん、どこかで見たことがあるなと思ったら、横綱千代の富士の娘さんですね。山口小夜子の登場以来、黒髪前髪パッツンも分かりやすい日本人女性の記号として定着してますね。

2016春夏ミラノコレクション

2016春夏ミラノコレクションの画像を見ていて「あ、これいいな」と思ったのがErmanno Scervinoというブランド。

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こういう「きちんとした洋服」が好きな私としては、もっとこの路線が増えて欲しいです。イタリア首相夫人もここの顧客ということです。日本でも大都市圏のデパートではレディースは販売されているようですが、メンズの取り扱いはネット上でインポートショップが少し販売しているだけのようですね。メンズも私好みでいい感じです。

さて、Marco de Vincenzoというブランドのショーに出てきたのがこの洋服。

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2020年東京オリンピックのエンブレムに応募してもよさそうなデザインですが、浮世絵のようなぼかしといい明らかにジャポネーゼ。どうやらこのデザイナーは日本に旅行に来てインスピレーションを得たようで、日本でいくつかの浮世絵を目にしたのでしょう。
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で、このデザイン。富士山から噴煙が立ち上っています。江戸時代には富士山は何度か噴火しているし、そういう浮世絵があるのかとネットで検索してみたのですが噴火した富士山を描いた浮世絵は見当たりません。これはどこで何を目にした結果なのか興味があります。