浜松のシアサッカー

今年はシアサッカー生地のジャケットやパンツがいくつも出ていますね。去年の夏にシアサッカー地のブルーのストライプのジャケットを買ったのですが、どうしてもサイズが合わなくて返品しました。今年も欲しくていろいろ物色していると、去年よりもたくさん販売されていることに気がつきました。

たとえば、このJ.Crewのシアサッカーのスーツ。
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他のスーツはほぼイタリアンウール素材ですが、これは日本製のシアサッカー。浜松のTHREE LOOMSという生地メーカーの素材のようです。


もうひとつ同じ生地屋さんのスーツがありました。こちらはセールなので少し前の商品でしょう。
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1928年に設立された親子三代にわたる会社というようなことが書いてあります。


調べてみると、浜松の辺りは「綿の栽培に適した気候」と「豊田佐吉の自動織機」によって綿織物が盛んになったそうですね。

地球上には「綿の栽培に適した気候」の地域はいくつもあると思うのですが、製品が有名になるには「気候」だけではなく、それを活かす「人的要素」のほうがウェイトが大きいのでしょうね。そう考えると、日本のモノ作りの技術はハイレベルだし、同時にイタリアンウールのスーツがたくさんあることからも、イタリアの技術もハイレベルということが改めてよく分かります。
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寂聴アート

上野で開催中の「若冲展」もいよいよ終了ですね。若冲に魅せられた人々の大行列が出来たそうですね。私も昔は三の丸蔵館に若冲を観に行ったものです。

一方、こちらは「寂聴」に魅せられた人の作品。偶然に見つけた「中川ホメオパシー(@nakagawa_ho)」というギャグ漫画家コンビのtwitterで発表されていた寂聴先生のコラがことのほか素晴らしく、調べてみるとまとめページまでありました。

寂聴先生が映画に出演していた頃はこんな感じ。
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寂聴先生がミュージシャンだった頃はこんな感じ。
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でも、私が欲しいと思った作品はこちら。
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やっぱり、寂聴先生の顔がいいんです。笑顔が。だから作品として成り立っているような気がします。寂聴先生の他には誰がいいかな・・・。三波春夫とか浪越徳治郎とか。

カンヌ国際映画祭2016

カンヌのレッドカーペットを歩くナオミ・ワッツ。アルマーニのラベンダー色のドレスと胸元に輝くブルガリのネックレスがよく合っています。
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ネックレスの色石のカラーを混ぜると、ちょうどドレスの色になるような同系色の統一感があります。


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ブルガリは明るくカラフルな半貴石を組み合わせたデザインが多いので、ポップにも見えます。と、同時に、私にはこのように見えます。
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どうしても、サクマのドロップを思い出してしまい、口の中がフルーティーに。


一方、胸元と言えば、スーザン・サランドン。
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需要があるから供給するのか、需要が無くても供給するのか。これを見て思い出すのが、同じ路線を歩むこちらの方です。

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『SHERLOCK 忌まわしき花嫁』

今年の1月に本国イギリスで放映され、日本では2月に映画館で公開になったこのエピソード。早速、NHKのBSプレミアムが放映してくれました。ありがとう。
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私がこのドラマシリーズを好きになったのは、舞台を現代にアレンジし、現代を生きる人間としてシャーロックが様々なガジェットをつかいこなして事件を解決するところに魅了されたからです。だからシャーロックが19世紀に行ってしまうと、ちょっとね・・・という感想でした。いや、元々、シャーロックは19世紀の人なので、この表現はヘンですが。

ところで、このドラマの小道具として気になったのがこの壁にかかった絵。
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一見すると髑髏に見えます。
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でも、近づいて見ると、テーブルをはさんで女性2人が向かい合って座っているようにも見えます。

この絵、調べてみると、Charles Allan Gilbertというアメリカのイラストレーターが描いた『All Is Vanity』という作品だとか。女性2人が座っているのではなく、1人の女性が鏡台の前に座っていて、鏡に映った自分を見つめているのだとか。なかなかトリッキーな絵です。
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そして、この絵を基にして作られたクリスチャン・ディオールの香水『ポワゾン』のポスターがこちら。
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確かに、オリジナルの構図がそのままです。ポワゾン(毒)と髑髏。刺激的な組み合わせ。

髑髏が人の注意を引くうえに、『All Is Vanity』という意味深なタイトルも相まって、今回のドラマの内容よりも忘れ難い作品です。

Met Gala 2016

毎年5月第1月曜日はMet Gala。今年のテーマは“Manus x Machina: Fashion in an Age of Technology.”ということで、「テクノロジー時代のファッション」という言葉からインスパイアされる装いはこういうタイプが多かったようです。

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こういうメタリックな輝きを放つドレス。納得の方向性。

なかでもシンディ・クロフォードの安定感はさすがです。恵まれた体躯、抜群のプロポーション。来世はこういう人間に生まれ変わって産み落とされたいです。
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輝きで言うと、この装いも私の好み。
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こういうクラシックなハリウッドスタイルにめっぽう弱いので、前世はこういう女優だったかも。もしくはこういう女優に憧れ続けたフツーのおばちゃんとか。

ちなみに、話題になっていたのがケイティ・ペリーとボーイフレンドのオーランド・ブルームのペアルック。
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何がペアルックかというと「たまごっち」。懐かしい。20年ぶりに見ました。これもテクノロジー時代のファッションかも。

『あん』

あん

自分ではどうしようもない事を原因として、物事を諦めたり、何かを許されなかったりすることがあります。人種や肌の色、性別や性的指向、身体的特徴や年齢。どれも、仕方がないことです。もう、受け入れるしかありません。周りの人の対応も自分では変えようがないことです。その枠の中で生きるしかありません。

みんな、多かれ少なかれ、枠の中で生きています。条件付きの人生を送っています。その条件が緩ければ苦労が少ないだろうし、条件が厳しければ苦労が多いだろうし。厳しい条件で生きている人たちの力強さ。それに触れると、自分の弱さや器の小ささを痛感し、枠の中で強くしぶとく生き抜いてやろうと鼓舞されます。

そんなことを感じさせる映画です。

日本を代表する個性派女優というか特殊女優の二大巨頭(樹木希林と市原悦子)が競演するシーンをはじめ、樹木希林の一挙手一投足によって感情を大きく揺さぶられっぱなしになり、「他に誰が出演してたっけ?」と思わせるほど。

ちなみに、悩める女子中学生役の女の子。カワイイし、なんとなく帰国子女またはバイリンガルっぽい日本語の発音だなあと気になって調べたら、なんと、樹木希林のお孫さんでした。あらビックリ。そう言われれば、目や眉毛の辺りがなんとなくモックンに似てるかも。