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普通にラッセンが好き

たまたま見つけたこの作品たち。

リープ

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どこかで見たことがあるような気がするかもしれません。元ネタはこちら。

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最近、お笑い芸人のネタでリバイバルした感のあるラッセン。そのラッセンの絵から重要な要素であるイルカを消すという大胆な加工をした作品です。イルカがいないのに、水しぶきだけがあるというシュールな世界。ステキです。気に入りました。

以前、「ラッセン」と「マイルドヤンキー」の関係を考察する文章をいくつか読んだことがあるほどある意味でラッセンに興味がある私。今回感じたのは、ラッセンの絵はイージーリスニングのようだなということ。当たり障りが無く、しかし、技巧を凝らしてソフトに異世界に誘います。イージーリスニングが好きな私としては、そういう共通点を感じました。

ちなみに、ラッセンの題材はイルカばかりではなく、90年代からはライオンやトラ、2000年代に入ると馬、2000年代後半からはディズニーとのコラボなども始まり、大きく変遷を遂げているようですね。
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『フレンチアルプスで起きたこと』

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何の前情報も無く観たこのDVD。予想以上に面白い展開でした。いや、面白おかしい要素はひとつもなく、極めてシリアス。「うちのダンナなんか、ぜんっぜん家事も育児も協力してくれないんだから」とこぼすママさんには共感できるかも。

BGMがほとんど無いことが、シリアスさを増します。作られたお話というよりも、主人公一家の雪山バカンスに数日密着したドキュメンタリーのような雰囲気に仕上がっています。ただ一曲、ヴィヴァルディの「四季」から「夏」の一節(よく耳にするメロディです)を2~3回流すのですが、これが心を不安にさせ気持ちをかき乱すような効果を生んでいると感じます。

原題は『FORCE MAJEURE』。
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日本語で不可抗力。抗えないことってあります。「いやあ、仕方ないよ」と片づけることもできるかもしれませんが、その判断は個人の価値観の違いによって浮き彫りにされます。夫婦や家族などの近しい存在の場合には、その「違い」が小さい方がストレスが少なくていいですね。そういう些細なストレスが積もり積もって、閾値を超た瞬間に、爆発します。

ちなみに、日本では「フレンチアルプスで起きたこと」というタイトル。他の国ではごらんのようなタイトル。
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この作品を観終わると、どのタイトルもそれぞれに頷けます。

2016秋冬パリオートクチュール

獲れたて新鮮な魚を刺身ではなくわざわざ煮つけで食べるような贅沢でしょうか。フェンディの2016秋冬オートクチュール。

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フェンディがローマのトレヴィの泉の修復作業に約2億4千万円を提供したことで、作業を終えたトレヴィの泉でのショーを開催したようです。

それにしても贅沢な毛皮の使い方。
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リンクスのベリーの毛はその白くて柔らかな風合いを楽しむものなのに、わざわざピンクに染めてしまっています。こんなの初めて見ました。

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ロシアンセーブルもあの色がステキなのに、わざわざブルーに染めています。まあ、逆を言えば、色が不揃いな場合はこうやって染めてしまえば分からないのかもしれませんが、フェンディですから色が揃ったハイレベルのものをこうやって染めているのでしょう。

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ミンクのパッチワークのコートなんて、超絶テクニックでこんな細かな柄に仕立てています。おそらく気が遠くなるような細かさと作業量でしょう。量産できない一点ものですね。圧倒的な技術に裏打ちされた伝統のブランドだからこそ、革新的に前進することができるのかもしれません。

ざわつく色

日本ではあまり見かけませんが、アメリカではちょくちょく見かけていた「心がざわつく色の組み合わせ」。具体的に何色と何色の組み合わせとは言えないのですが、「なんでその色にその色を合わせるの?」という装いをしていた人がいました。見ていて心地よくないというか、不快感というか、とにかく心がざわつくのです。それは単に無頓着でセンスがないから適当に色を合わせたのかもしれませんが、デザイナーがそれをやるのであれば、それは計算して意図的に作り上げているのでしょう。

バルマンの2017春夏パリコレのメンズ。

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危険性を感じさせます。毒です。南米の毒ガエルのような色。実際、「毒ガエル」で画像検索すると、こういう色の生物が出てきます。 

大自然にリスペクトしてこういう色を選んだのかどうかは分かりませんが、見る者に何らかの感情を湧き出させる効果を成し遂げているデザイナーの力量はすごいと思います。

「まあ、私にはとうてい着こなせない組み合わせだなあ・・・」と思って画像を見ていたのですが、30年前、「オレンジ+濃いブルー」(画像の上段左&中央と同じ組み合わせ)という色のニットを着ていたのをふと思い出し、少しだけ親近感を覚えたことについてはそっとしておいてください。
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